Immortal
EPISODE. 砂漠の国の優しい妃
「我々を太陽から救いたまえ。」
そう言いながら、神官が選ばれた国民を砂に埋める。
太陽が大地の水を奪い去る時、我々王族は生贄の儀式を命じる。
「神よ、恵みを与えたまえ」
ある者は自分と息子を救うために、ある者は失われる娘を無駄にしないように
皆、地に頭をつきながら言葉を羅列している。
神が満足される日まで我々王族は食事を捧げ、
民は祈りを捧げ、
ある日神は人間に恵みを与えてくださる。
─── きっと私が死んでも、私の孫が死んでも
私達は自分の民を、
涙を流す私達の民を
砂に埋める。
民を笑顔にするために。
ただ、私の心はこう叫ぶのだ。
「我々を呪いから救いたまえ」
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作詞・作曲
WasaVi
歌
WasaVi
アートワーク
WasaVi
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