MEDUSA 歌詞制作の裏側
👁🗨MEDUSA Lyrics👁🗨
制作のお話…
Benefit one MONOLIZより
「メデューサ」をテーマにしたい
と伺い作成した本曲。
元々美少女だったメデューサは、自分の髪の毛の美しさを自慢したばかりに、嫉妬したアテナに美を全て奪われてしまう。
怪物に成り果てた彼女。
それでもメデューサは生き抜いた。
どうしてだろうか?
自分の誇りを奪われ怪物に成り果てても生き続けた理由は何だったのか。
きっとそれは彼女の満たされることのない自己承認欲求。
こんな私でも褒めて欲しい。
こんな私でも愛して欲しい。
そんな少女の欲望が彼女と生かし続けたと考え、
歌詞の執筆が始まった。
歌詞の中の彼女は親友との友情を確かめたがろうとしている。
「私は友達だと思ってるけど、あの子はどう思ってるのだろう」
そう不安に思う多感な時期。
何故か。
それは自分は醜いと思っているからだ。
自己承認欲求は高いのに、自己肯定感は低い。
こんな自分なんか誰も愛してくれない。
だけど愛されたい。
そんな矛盾の中で彼女は苦しみ
ある行為に救いの光を見出す。
それは親友の恋人と性行為に及ぶこと。
「相手が自分をどう思っているか」を確認するのは難しいこと。
しかし一つだけ「愛されている」と簡単に感じられる方法がある。
性行為。
彼女はインスタントな愛に溺れていく。
歌詞中に「あなたの好きなものが私を好きってことは、あなたも私のこと好きってことだよね?」
というフレーズがあるが、まさにその通りで
そうやって自己暗示をかけることで保身するしか、彼女には方法がないほど追い詰められていく。
それが彼女の純粋な幸せに繋がっていくのだ。
さて、現代社会でもメデューサのように生きる人が大勢いる。
愛されたいのに、愛される自信がない。
世の中は無責任に「あなたは美しい」などと押し付けてくる。
それでも自分を愛せない。
ならば自分を殺して怪物になるしかないじゃないか。
インスタントに愛を得るために。
ぜひMEDUSA、お楽しみください。
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