Fem Tea Party
EPISODE. 二重の女の子
STORY
私は常に可愛くなくちゃいけないの。
透き通った肌、綺麗なストレートの髪
そしてパッチリした二重が私の正解。
だから一重の私は不正解。
不正解であり続けることが、私は嫌。
正しい自分になりたい。
だけれども
「ねえ見た?あの子の瞼が二重になってるのを。」
「クスクス。」
「クスクス。」
誰かの声が頭でこだまする。
正しくなればなるほど、誰かの声が私を襲う。
ーー声の持ち主に気付いてはならない。
それが目の前にいる親友の声であることに
決して気付いてはならない。
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作詞・作曲
WasaVi
歌
WasaVi
アートアーク
WasaVi
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