恋愛中毒の過程

僕の特技は人を好きになることだ。

友情恋愛関係なく、人を好きになることが得意。

それが過激になって、もはや恋愛中毒まで陥ったこともある。

最近それには明確な理由があることに気付いた。

 

僕の外見コンプレックスのせいだ。

 

昔から自分の外見や話し方が好きじゃない。

というか、なりたい人物像と自分がかけ離れすぎていて自分に失望を繰り返している。

下膨れた顔、謎の方向に進む目尻、小さい口など、好きじゃない顔で生きていることに辟易とする。

 

因みにゲイになったのも「こうなりたい」という男性への憧れから始まったと思う。

 

そして厄介なのは、僕が潜在的にコンプレックスを解消したいと願っていることだ。

ただ自分でそのコンプレックスは解消できない。

「ありのままの自分を愛してあげて」なんて人は言うけれど、

自分には理想の人物像が既にあって、それが絶対的な正解なのだから、

愛すもなにも、今の自分は謂わば「不正解」の状態なのである。

 

じゃあどうすればいいのか。

他人から認めてもらうしかない。

「好きだ」

という言葉を貰って安心したいから、恋愛を繰り返す。

 

彼氏が欲しいわけでもなく

精神的に安定したいわけでもなく

家庭を築きたいわけでもなく

僕は自分のコンプレックスを一時的に和らげるために恋愛を繰り返す。

 

だけども、自己中心的な恋愛だから、

求めても求めても本当に安心なんて出来ない。

自分の理想像を信じすぎていて、相手の言葉が信じられない。

 

それでも安心したいからもっと求める

だからもっと恋愛が手放せなくなる。

 

中毒が出来上がっていく。

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